トップページ > フレグランス業界に求められるイノベーション

フレグランス業界に求められるイノベーション

この10数年で、フランスから始まったniche luxury(メゾン系フレグランスブランド)がフレグランス業界のトレンドとなり、ヨーロッパ、アメリカ他世界のマーケットに波及していきました。
パリのプランタンが1FのフレグランスフロアにBelle Perfumerie(ベルパフューマリー)というエリアを設けてメゾン系の主要ブランドを集積し、その先駆けとなりました。

香水のシェアが高く、成功すれば魅力的なビジネスであるフランスやヨーロッパの市場では、このトレンドを追って新しいメゾンブランドを創る動きが加速、次から次へと「ユニーク、高品質、秀逸」なメゾンフレグランスと自称するブランドがひっきりなしに生まれています。
しかし所詮2番手、3番手。それらの新しいブランドは殆どが似たり寄ったり、多くの場合、主要な香料(ローズ、イリス、アンバー、パチュリなどなど)がテーマで10種類前後の香りが提供されている場合が多く、ボトルもシンプルです。
現在、欧米のフレグランス業界ではこのようなブランドで溢れかえっています。
しかし、そこに新しいイノベーションは少しも無いように感じます。

一方では、歴史あるブランド、新進の調香師が創立した新しいブランドで、初期に定着したブランドは、大手化粧品会社やファンドに買収されて、今後の方向性が変わること間違いありません。
その様な状況下で、フレグランス業界に、また新たな次の動向が芽生えることを期待しています。

2017年12月初旬
吉岡 康子
プライバシーポリシー |  特定商取引 |  ご注文方法 |  サイトマップ |  お問い合わせ